貴重品から文具へ・・・

印材イメージ

印鑑を持っている方に、印材はどんなものかを聞いてみると、年代別で分かれてきます。

40代、50代の方だと、ほとんどの方が象牙を印材とした印鑑を持っており、30代だと、象牙を持っている人が多いものの、黒水牛やチタンなどを印材にした印鑑を持っているという答えが多くありました。

そして、20代の人に聞いてみると、持っていないという答えが、3割近くを占めており、これには少し驚きました。

そして、20代前半の方は、100円ショップなどで買った印鑑を、使っているという答えも、ちらほら聞かれました。

こうしてみると、印鑑というものは、貴重品という存在から、文具という感覚に移り変わっていっているのかもしれません。

しかし、印材に使われていた象牙は、絶滅の危機が訪れてしまったため、輸入される数が激減し、今では高級な印材となっています。
そのせいか、30代の方たちは、象牙よりも安く手に入れることの出来る、黒水牛などを印材にした、印鑑を持っているのでしょう。

そして、どんな書体にしましたか?と聞いてみると、40代50代の半数以上の方は、吉相体を用いて印鑑を作ったと答えています。

昔は、印鑑はセットで買い、そして姓名判断をしてもらったものを買うということが、当たり前だったのかもしれませんね。

もちろん、今でもそういったことを気にして、印鑑を作る方はいるでしょうが、若い方は、特にこだわることもなく、迷信なども気にしていないのかもしれません。
それにしても、印鑑を持っていない若者は、どうやって社会で自分を証明するのでしょうか。

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